あさひの春夏秋冬

イエス様の福音を伝える日々のあれこれ

一人一人のキリスト者の役割

この頃よく、母教会の事を思いだしている。

来年四月に神学校に行くことが決まり、献身の思いを抱いた大学一年の頃の

教会生活に思いが至るせいでもあるのだろうか。

私に洗礼を授けてくださった牧師は長い年月、その教会で牧会をされた。

40年前に私の記憶では一度だけ、私の尊敬するある牧師がどのように献身に導かれ

今後、どのように働いていくであろう事を話してくださった。

私が献身の思いを持っていたから、牧師は話してくださったのかと思うが、

その折は、どうして、私に話してくださるのかわからなかった。

でも、今、その折より40年を過ぎて、神学校に行こうとする私は、牧師の言葉が

とてもよくわかる。

神はどのような役割をキリスト者一人一人に与えられるかはわからない。

自分が思う理想的な奉仕の仕方もあるし、世界に出ていく役割を担う方もいる。

しかし、神は人が思う思いでなく、神の手によって、導かれて働きが与えられる。

その事が今、よくわかるのだった。