あさひの春夏秋冬

イエス様の福音を伝える日々のあれこれ

石裂山

f:id:hinahinako:20181103115428j:plain

昨日、栃木県鹿沼にある石裂山に登ってきた。

去年の春から登りたいと念願していた山だった。

去年は癌という病になり、いろいろな登山訓練や

日本アルプスのあちらこちらの山行も中止をした。

石裂山は879.4mの低い山だけれども、鎖場や梯子が多く、

また、一枚岩の鎖を持っての登りは結構、緊張した。

登りたいと思いながら、もう、一年半がくるのだと

年月の過行く速さに驚いた。

それとともに、本当に登りたい山に登れた時の満足感を味わった。

 

私の山仲間は癌の経験者が多い。

癌という病を経験すると、死と向き合うということがまずある。

それによって、「これからをどう生きるか」を問われるという。

人はきちんと「死」と向き合う時、いろんな事に思いが行く。

その事で、与えられている役割に気がついたりする。

 

私は山が好きだ。

でも、今は、時間は限りなくあるわけではないのだから、

以前のようにのべつ山に登るのでなく、本当に登りたい山に登ろうと思う。